矢野章広
教学企画部評価情報事務室
2011年中途入職
立命館大学経営学部出身
明治大学の
社会的価値を、
学長や各部署と共に
最大化していく。
俯瞰的に明治大学を見つめ、
強みを引き出す。
評価情報事務室には、大きく分けて「自己点検・評価」と「IR(Institutional Research)」に関する業務があり、私は主に「自己点検・評価」と、それに関連する「認証評価」の業務に携わっています。自己点検・評価とは、教育や研究をより良くしていくために、大学自身が行うセルフチェックのこと。業務内容としては、各部署が年度初めに掲げた目標に対し、年度末に活動を振り返り、報告書をまとめます。報告書から改善点や特色のある取り組みを見つけ出し、各部署の業務改善に活かすほか、大学運営に直結する「学長方針」の策定に活用する役割もあります。認証評価とは「学校教育法」という法律に基づき、文部科学大臣の認証を受けた機関による評価を定期的に受けること。大学の教育・研究だけでなく、組織運営や設備なども総合的に評価されるため、緊張感を持って評価の準備を進めています。どちらも、各部署との日々の連携が必須である業務。専門的な知識も必要で、学ぶことが多い毎日ですが、俯瞰的な視点から大学の運営について考えることができるのがこの部署の面白さです。また、直接学長ともやりとりし、明治大学の強みをどう引き出すのか、戦略を練ることもあります。学生たちには馴染みのない大学の一面かもしれませんが、実は大学の社会的立場にも大きな影響を与える仕事に大きなやりがいを感じています。
「個」の強みは、
やがて「組織」の強みになる。
明治大学に入職する前は民間企業に勤めていました。いずれも営業として2社の医療系メーカーを経験。そんな中、偶然大学職員の方のお話を聞いたとき、「学生の支援」や「大学の発展」のために幅広い業務に挑戦する大学職員の仕事に強く惹かれました。社会や企業に対し大学の強みを発信し、社会貢献に繋げるという点では営業職で培った自分の経験を広く活かせるかもしれない。そう考え、この明治大学で新しいスタートを切ることに決めました。入職後は、政治経済学部事務室に5年間、生田キャンパス課に3年間所属し、教員、学生のサポートやキャンパス運営を中心に取り組んできました。教員や学生と接してきた経験も、現場の状況を把握するという点で現在の業務にとても役立っています。さらにその後「公益財団法人大学基準協会」への出向を経て、大学に関する専門的な知見も深めることができました。まったく異なる業種からのチャレンジでしたが、経験を集約して業務に活かすことができています。このように出向や研修等を通じスキルアップできるチャンスが多くあるのは、大きな魅力です。今後は、副参事(課長補佐職)として人材育成の分野にも力を入れたいと考えています。「個」を強めることは、最終的に「組織」を強めることに繋がります。「個」を大切にする明治大学だからこそ、自分も共に働く仲間の育成に携わり、明治大学そのものをより強くしていきたいです。
学生のみなさんへ
BY AKIHIRO YANO
大学職員の仕事は、非常に多岐にわたります。あらゆる部署を経験する中で、常にチャレンジすることができます。チャレンジは成長の一番の糧ですから、ここ明治大学でどんどん成長していってほしいです。日本の未来を担う学生が社会に大きく羽ばたくために、「情熱」を持って働ける仲間を待っています!
プライベートの
過ごし方
休日は家族と過ごすことが多いですが、年に1回の職場の仲間とのアウトドアも楽しみの1つ。昨年は、本栖湖までキャンプに出かけました。仕事を忘れてみんなで盛り上がるのも、大切なコミュニケーションの時間です。